株式投資を始めるにあたって、まずそのリスクについて覚えておいてください。
投資はいかなる理由においても自己責任です。
先に言っておきます。開始直後は大半の人が負けます。
負けまいと勉強したり、神にすがったり(w して勝てるようになるものです。
「怠惰を求めて勤勉に行き着く」 です。
きっとあなたもそうなるはずです。
本なんて読んだことなかったわたしも、悔しくて知識蓄えるため、図書館に篭ってた時期がありました。
せっかくこの世界に興味をもったんです。
勝ちましょう。
そして楽しましょうw
株を始めるにあたってどうしても必要なものがいくつかあります。
@ お金(資金)
A パソコン
B 銀行普通口座
C 証券会社口座
@は言うまでもないですね。最悪なくなってもいい遊んでる金が望ましいですが、まぁ人それぞれなんで。
Aは証券会社の口座を開くのに必要となります。なくても開けますが、証券会社窓口行ってなどめんどくさいんで
ネットで口座開設したほうが楽だし、いろいろメリットあっていいです。
Bも証券会社口座を開くのに必要になります。
証券会社によって指定銀行の口座にすると振り替えが無料だったりします。
Cの証券会社口座ですが、各社特徴があり、一概にどこがいいとは言い切れません。
下に主な証券会社のリンクと特徴を置いておきます。基本的にネット証券では管理費等はかからないので、
たくさん開いておいてまったく損はないです。
たくさん開いてもメインで使うところが決まってくるとおもいます。
重要視すべきは手数料。
売買価格が上がれば手数料もあがってきます。
また、一日定額手数料や10万円以下なら無料というとこもあります。
会社によっては株売買が楽に出来る無料TOOLもあります。(無料とはいえ、大抵無料になるための条件あり)
株式投資を行うにあたって、投資方針をまず決めたほうがいいです。
というのもやってみればわかりますが、ノープランで行くと考えがぶれまくって、資金がドンドン減っていきます。
・投資金額を決める。
これも個人の余裕度によってだいぶ変わってきますが、初心者のうちは20〜30万くらいで慣れてからのほうがいいです。
慣れてくるにしたがって100万、1000万と桁あげていけばいいんです。
はじめから突っ込んでいくと大怪我しますよ。
数年使う予定のないお金でやるのが望ましいところですね。
絶対に減らせないお金じゃメンタル的にきつくなり、必ず失敗します。
心に余裕を持って投資できるような金額にしましょう。
・投資期間を決める。
はじめに大体の投資期間を決めましょう。
デイトレードでするのか中長期投資でするのかといったところです。
これらは取引をする際に銘柄ごとに期間を決めてもいいと思います。
各投資方法についての説明は事項で行います。
・取引ルールを決める。
具体的に言うと何パーセント上げたら利益確定する。何パーセント損したら損切りする、といったものを決めておくと、
勝率はグッと変わってきます。
特に損切りルールはしっかり決め、しっかり守ること。
あがると思ったものが下がって行ったのですからさっさと切りましょう。
1%の下げで切った分の損失くらいなら早ければその日のうちに取り返せます。
ですが10%20%と膨らんでいくとそうは行きません。
数日かけて膨らんだ10%以上の損失は、数ヶ月かけて取り返すしかありません。
一度下げにトレンド変化すると長いですよ。むしろ戻せばいいですが、何年も戻らないことのほうが多いと思います。
理想は機械のような取引。欲や恐怖が必ず混じってきますが、そういった感情よりもルールを重視すべきです。
簡単なようで圧倒的に難しいのがこれなんです。
必ず下げていくと、ここで下げ止まるはずとか、あげていくともっとあがるはず、って感情は絶対出てきます。
そしてなかにはそういう時もあります。ですがトータル見てそう行かないことのほうが多いです。
負けている人の大半はルールが守れていないか、はなっからルールが間違っているかのどちらかです。
このルールに関しては実践編で説明します。
デイトレードとは、一日で取引を完結させるトレード方法です。
皆さんが想像しているデイトレードとは、ずっとPCの前に張り付いて何十回も取引するといったものではないでしょうか。
これはデイトレードのなかでも特に超短期トレードのスキャルピングという手法です。
手数料引いて儲けが出たら即売る。というのを何度も繰り返していく方法で、数で勝負の方法です。
今やスキャルピングは少数派で、1日である程度の幅を抜く方法が主流です。
メリット
・資金効率がよい。
・持ち越しリスクを回避できる。
・あまり銘柄材料に依存しない。
上げると思ったら買って、下がると思ったら売る。資金の自由度が圧倒的に高く、無駄がありません。
また原則1日で取引を完結するので持ち越しによる損害を受けることがありません。
最近で言うと3・11の東北大地震ですね。
あれは3時ちょっと前に起きたので、回避しようと思えばいくらでもできたでしょうが、中長期投資の方で回避できた人はどのくらいいたでしょうか。
あの日持ち越ししていた人は気が気じゃない週末を送った事でしょう。
当然月曜から数日、一部を除き全銘柄爆下げでした。
デイトレーダーのみ冷静にいれたと思います。
この突発的な非常時に強いのが最大にして最強のメリットです。
最後に銘柄勉強があまり必要ないのもメリットです。
どんなにいい材料が出ていても一日を通して上げ続けるというのは稀です。
故にどんな場面でもチャンスがあるのが特徴です。
デメリット
・株を持っている間完全に時間を拘束される。
この取引方法の特徴上、これはどうしても避けられません。
監視して下げたとこで買い、上げたとこで売らなければいけませんからね。
現在はバブル期のように放っておけばどこもかしこもあがるといった時代ではないので、時間があるのでしたら
デイトレードが最も適している時代だと思います。
手法に関しては実践編にて解説していきます。
これは短期トレードのことです。
短期といっても特に期間に決まりはなく数日から数週間といったところでしょうか。
この方法は、材料が出た銘柄や、上昇中の銘柄を上昇のパワーがなくなるまで保有する方法です。
当然、持ち越しのリスクが付きまといますが、上昇分をそっくり持っていくため利益は大きいです。
デイトレードに比べるとハイリスクハイリターンです。
絶対まだあがると思ったが、そこが天井だったとき、地獄の始まりです。
短期でみればどんな銘柄も必ず上げと下げを繰り返します。
それは優良企業でも倒産寸前の会社であっても例外ではありません。
株の醍醐味を味わいたいならスウィングをお勧めします。
デカイ勝ちとデカイ負けを経験してみてください。
これは数ヶ月、あるいは数年、数十年といったスパンでの取引方法です。
バブル期にはどの銘柄も持っていれば勝手に儲かっていく、といった状態だったので皆中長期トレードだったでしょう。
また今のようにネット証券もなく、手数料も馬鹿にならなかったという事情もあります。
今もこの方針の人は、株主優待や株主配当金目当ての方が多いはずです。
株主優待というのは、企業の決めた日に決められた株数を持っている人に、
米とか自社商品がもらえるといったサービスです。
地味に嬉しいものですw
ですが、これも甘いわながあって、業績不振などにより確定日後にやっぱやめた、なんてことがあり得ます。
株主配当とは優待と同じで、決められた日にもっていた保有株数にしたがって配当金が貰えるといったものです。
それらに関しても実践編にて説明していきます。
中長期トレードのメリットとしては、注目されてないときに買った銘柄が注目されたとき、
凄まじい利益を得る可能性があります。
ITバブルのとき、ヤフーは1年で100倍くらいになりました。
ピンポイントで狙うのは難しいですが、銀行にただ預けているだけよりも将来注目されそうな銘柄を買って放っておく。
そのほうが配当も貰え(儲かっていれば)いいかもしれません。
当然その企業が業績不振に陥れば資産を減らすことになりますし、配当金0なんてこともざらです。
倒産すれば資産を完全に失うことになります。
儲けるためというより、応援したい企業を買うといったほうがいいかもしれませんね。
それならトンでもある程度納得もいくでしょうし。
おぼろげにでも方針は決まりましたでしょうか。
ひとつに絞るもよし。銘柄ごとに自分の中で決めるもよし。
大切なのはそれを守ること。
では準備も出来たことですし、実践編にて手法を学びましょう。
主にデイトレードでの手法になりますが、スウィング、中長期でのトレードにも当てはめることが出来るものです。
それでは実践編へ行きましょう。